PASS THE BATON KYOTO GION(パスザバトン京都祇園店)2015年8月8日(土)OPEN!

2015.07.13(月)

株式会社スマイルズは、丸の内ブリックスクエア、表参道ヒルズ内店舗につづく、現代のセレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」の3店舗目を、2015年8月8日(土)、京都祇園新橋にオープンします。

PASS THE BATON とは?

PASS THE BATON は現代のセレクトリサイクルショップです。
"NEW RECYCLE"をコンセプトに、「すごく愛用していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい」―そんな品物に持ち主の顔写真とプロフィール、品物にまつわるストーリーを添えて販売しています。高級品や低価格な品物だけを販売する従来のリサイクルショップではなく、個人のセンスで見いだされた品物や、使っていた人物の人となりが伝わる品物を扱う新しいタイプのリサイクルショップです。

→ PASS THE BATON webサイト



00895d5a175dc87b2debb68d0f4c94dde5a7ac30.jpg


PASS THE BATON KYOTO GION はどんなお店?


PASS THE BATON KYOTO GION がOPEN する祇園新橋伝統的建造物群保存地区は、文化財保護法に基づき国から選定を受けた重要伝統的建造物群保存地区であり、優れた歴史的風致を形成しています。築120年を超える建物(町家)のインテリアデザインは、丸の内店、表参道店と同様に片山正通氏(Wonderwall)に依頼、伝統的な建築様式という美しい制約の中で生まれたデザインは、過去から未来への新しい価値の提案となるでしょう。




インテリアデザイン 片山正通(Wonderwall)

"すでにあるものを大切にし、新たな価値を創造する"というPASS THE BATON のコンセプトのもとに伝統的建造物をリデザインした店舗には、古いものと新しいものがひしめきあい、傍らでせせらぐ白川や、四季折々に違った表情をみせる素晴らしい街並みに溶け込むように存在しています。 京都の皆さまからお預かりした顔の見えるリサイクル品はもちろん、京都の伝統工芸とのコラボレーションをはじめとした新しい取組みや仕掛けもスタートいたします。リサイクル品をお預かりする出品専用カウンター(パスカウンター)、飲食スペース「お茶と酒 たすき」を併設いたします。この素晴らしい地で、新たなBATON を繋いでいけることは「PASS THE BATON」にとってこの上ない喜びです。近隣にお住いの方から観光客まで多くの方にお楽しみいただける店舗にしたいと考えています。


京都祇園店OPENにあわせて、8月8日~全店のユニフォームをリニューアルいたします。
(ユニフォームデザイン:長嶋りかこ(village®)モデリスト:伊藤友希)


─店舗概要─

店舗名
PASS THE BATON KYOTO GION
(パスザバトン京都祇園店)
住所
京都市東山区末吉町77-6
営業時間
11:00 ~ 20:00
TEL
075-708-3668




伝統工芸 × PASS THE BATON = ?

PASS THE BATON はブランドスタート当初から、多くの企業やブランド、クリエイターの方々と一緒に、ちょっとしたキズで販売できなくなってしまったプロダクトや製造工程でやむなく残ってしまった端材など、世の中にすでにあるものにセンスとアイディアを加えて新たな価値を生み出してきました。今回の京都祇園店では、素晴らしい技術とクリエイティビティに溢れた伝統工芸を継承する皆さまとワクワクするような取組みができました。

細尾.JPG

細尾×carnet.JPG

1688年、京都西陣で創業。日本が誇る帯やきものをはじめ、ソファやベッドなどの面積の広いファブリックに対応するため150cm幅の西陣織を織るための世界唯一の広幅織機を開発するなど、新しく革新的なものづくりを発信しつづけている「細尾」。そのプロダクト生産過程で出た端材を生かしてPASS THE BATON で新たなアイテムを制作しました。華やかで上質な光沢のあるジャガードが椿の花びらに生まれ変わり、'carnet'とのコラボレーションでは、色とりどりのフリンジ(端糸)を詰め込んだ持ち手と端材を継ぎ合せた装飾(プリーツフリル)がモダンな、1点もののBAGに生まれ変わりました。

金網つじ.JPG

平安の時代にまで遡ると言われる京金網の歴史。料亭の調理道具として、現代も京料理を支え続けています。あくまで脇役としての道具づくりを心がけているという「金網つじ」。その技の美しさは、私たちの目に芸術品のようにもジュエリーのようにも映り...、豆腐すくいや茶こしを編む際に少しずつ残ってしまう端材を使い、世界中を旅してきたアンティーク缶バッジたちを菊や亀甲の文様で編みつつみ、世界でたったひとつのジュエリーに昇華させました。

photo05.jpg

京都「開化堂」は、明治8年創業の日本で一番古い歴史をもつ手作り茶筒の老舗です。創業以来、一貫した手づくりで、一世紀を過ぎた今もなお、百三十余もの細かい工程を経ながら、初代からの手法を守り続けています。開化堂の茶筒は、毎日使うことで「手擦れ」により風合いが変化します。使えば使うほどまろやかなつやが出て味わい深くなり、手ざわりも良くなり、手にすると何ともいえないぬくもりが感じられるようになります。時間を経てさらに味わい深くなる開化堂の茶筒、使用には差し支えないもののちょっとしたキズやへこみ、高さ違いなどのある茶筒にPASS THE BATONの手を加え、時の経過を表現しました。

photo06.jpg

1898年創業の老舗創作竹芸品メーカー「公長齋小菅」。創業当初から竹工芸品を一貫して作り続け、宮内庁・宮家の御用達を承るほど信頼と実績を積んだ老舗。竹素材にマッチする革と高い技術を追求し、イタリア・フィレンツェの工房と手を組み洗練された現代の竹工芸品を生み出すなど、新たな竹の可能性を追求し続けている。竹籠の制作過程において、品質としては問題がないもののはじかれてしまうシミのある竹でお箸をつくりました。1点1点異なる自然の模様がチャーミングです。京焼の絵付け前のB品お箸置き(こちらも表情いろいろです)とのセットにいたしました。

photo07.jpg

中川木工芸は初代亀一が京都の老舗桶屋「たる源」での丁稚修行を終え、京都白川で工房を開いたのが始まりです。現在は二代目中川清司(2001年重要無形文化財保持者に認定)が工房を引き継ぎ、三代目になる周士は、滋賀県滋賀郡志賀町(現在、大津市に合併) に2003年「中川木工芸 比良工房」を開きました。日本の生活必需品だった木の桶づくりはプラスチック製品の普及とともに衰退したものの、中川木工芸比良工房では、「用」と「美」と「技」が一つに集約したシャンパンクーラー(ドン・ペリニヨンの公式クーラーに認定)を制作するなど、革新的かつ美意識の高いものづくりをしています。
木質としては最高でありながら、天然木であるがゆえの木目の粗さや節目などによって、木桶の制作からはねられてしまった木材たち。このたびご紹介するのは、その木材のもつ自然な曲線を生かして作られたカトラリーのシリーズです。




PASS THE BATON 初の飲食業態「お茶と酒 たすき」とは?

tasuki.jpg

「お茶と酒 たすき」は、パスザバトン京都祇園店内に併設されている飲食スペースです。
日本人なら誰もが持っているはずの「おもてなし」の心。PASS THE BATON は、「もてなす」「もてなされる」その両方の心を忘れず、この国にある美意識を‐ お茶- を通して伝えたいと考えています。伝統的な技法やこころを大切にしつつ新しい‐ お茶- のあり方を提案するスペース(喫茶・BAR)でお客様をお迎えします。
1 年中楽しめる'富士山の天然氷'を使ったかき氷や、他では味わう事のできないお茶をベースにしたオリジナルのカクテルなど、皆さまにお楽しみいただけるメニューを取り揃えてお待ちしております。提供する食器やグラスはほとんどのものがその場で購入可能です。
白川の美しいせせらぎの音に癒されながら、お茶やカクテルで一服はいかがでしょうか?



─店舗概要─

店舗名
お茶と酒 たすき
住所
京都市東山区末吉町77-6 パスザバトン京都祇園店内
営業時間
喫茶11:00 ~ 19:00(LO18:30)
Bar 20:00 ~ 4:00(LO3:30)
TEL
075-531-2700
URL
tasuki.pass-the-baton.com

上記に関するお問い合わせ
株式会社スマイルズ コーポレートブランディング室
担当者
蓑毛 萌奈美 / 原田 理恵 / 星 久美子
Email
press@smiles.co.jp
Tel / Fax
03-5724-8522 / 03-5724-2362
この記事をシェアする

お知らせ一覧へ