「憧れる会社を、みんなで、本当に創りたいのです」
日本は戦後、大きな発展を遂げましたが、その主役は経済、政治、企業といった、とても大きくくくられたものだったと思うのです。経済の発展という名のもとに、ともすれば家庭を省みずに働くことだったり、モーレツに長時間働くことだったりすることが、いいことのように言われた時代がありました。そこでは、一人ひとりの人間や、一人ひとりの生活が、忘れ去られてしまっていたのではないかと思います。
でも、今はそうじゃないよね、という気持ちをみんなが持つようになっています。もっと個を大切にしたい。もっと日々の生活を充実させたい…。今は、生活者が主役の時代なのです。でも、そんな新しい時代の到来を実感できる場所は、果たして日本に溢れているでしょうか。残念ながら、まだまだ足りないと思います。だからこそ生活者のための新しい空間を、新しいインフラを創りたいと、スマイルズはスタートしました。
スープ専門店「Soup Stock Tokyo」は、そんな私たちが目指すものの、ひとつの現れです。食べるスープという新しいコンセプトは多くの方の支持を得て、現在では全国47店舗(2008年6月現在)、約500万人の方々にご利用いただいています。ただ食べ物を胃袋に押し込むのではなく、自然の食材のおいしさの詰まったスープを、そこにある空気を、心地よさを共有する。そんなお店の価値を、たくさんの方に理解していただくことができていると思っています。
今、大切なのはシンプルに考えることです。働く、というと今なお多くの人が難しく考えてしまう。“ビジネスとはこういうもの”というイメージが一人歩きし、まるで決められた小さな盤上で、すでにあるルールをもとにゲームをする。そんな印象を持つ人も少なくないでしょう。でも、それが本当に楽しいことなのかどうか。新しい盤を創る、新しいルールを作ることこそ、働くことを魅力的にするのではないかと思うのです。
私たちは、「売れるもの」ではなく、「売りたいもの」にこだわりたいと思っています。売れるものを目指し、売れるものを作ろうとしていたら、時代に追いつくことはあっても、追い抜くことはできません。それよりも、自分たちがワクワクするもの、自分たちがドキドキすることを、もっともっと追求していきたい。それが、世の中の体温をほんのすこしあげたり、世の中の風景をほんのすこしいいものにしていくことにつながると思うのです。
2008年2月、スマイルズはマネジメント・バイアウト(MBO)により、100%独立企業となりました。これまで以上にラディカルに、革命的になるために。やるべきこと、やりたいことを推し進めていきます。まずは「Soup Stock Tokyo」をもっともっと魅力的なものにします。そしてさらに、次世代の事業を創り出していきます。
新しい世代から憧れられるような、とがった企業を目指す私たちに共感し、自分のことだと思って主体性を発揮してくれる仲間、ウェルカムです。腕を奮ってきて下さい。
代表取締役社長
遠山正道















