"スマイルズさん"という人格を考える。

"スマイルズさん"という人格を考える。

プロフィール

スマイルズ クリエイティブ本部 広報部 部長蓑毛 萌奈美

大学卒業後、設立3年目のPR会社へ入社。ベンチャーから大手まで、多種多様なクライアントを担当。その後インテリアデザイン事務所に入社し、秘書兼広報業務を担当。2013年、フリーランスのPRコンサルタントとして独立。2015年スマイルズ入社。現在、クリエイティブ本部広報部にて、各事業ブランドの広報からスマイルズのコーポレート広報に従事。

※2020年7月時点の情報です。

"スマイルズだから"転職することを決めました。
2014年の夏、大学時代の同級生から「スマイルズの広報を募集しているんだけど、知り合いでいい人いないかな?」と連絡がありました。私自身は新卒でPR会社へ入社し、その後ずっとPRの仕事をしていましたが、連絡をもらった時には独立して2年目でクライアントもいたので、正社員で働くという選択肢はありませんでした。

とはいえ実際にスマイルズの話を聞いてみると、すごく魅力を感じました。事業会社であること、どの業態も"世の中の体温をあげる"という軸からぶれることなく一気通貫していること、また「森岡書店」などの共感できる個人に出資したり、「toilet」のようにスマイルズの社員でありながら独立することを支援するという形で描いている未来を実現しようとしている点など、会社の在り方としても面白いしいろんなチャレンジができそうだなと感じました。大切なクライアントもいたのでかなり悩みましたが、"スマイルズだから"転職することを決めました。


会社とブランドの「伴走者」として。
私はいつも、全社員が広報パーソンだと思っているのですが、中でも店舗で働くスタッフは、お客様との接点におけるブランドの体現者です。では、私たち広報(PR=パブリックリレーションズ)の仕事とは何か。それは、世の中や私たちのステークホルダーとのよりよい関係性を構築すること、ブランドや会社への共感や期待値を作っていくこと。そのために、日々メディアの方々や社外の方との情報交換を行いながら、世の中の流れをつかむことも大事ですし、会社の理念や事業と社会課題をどうつなげるのかを考え、メッセージ発信をしていく必要があります。少し大げさかもしれませんが、経営の伴走者、ブランドの伴走者として、会社やブランドの存在意義、未来ありたい姿、描きたいシーンを共に創っていく仕事だと思いながら取り組んでいます。


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事業会社で気づいた、価値を育てていく楽しさ。
社外からの共感や期待値をつくるためには、そもそも会社やブランドの価値づくりが大切だと思っています。何が価値かをゼロベースで考え、自ら実行し、長いスパンで見守れるのは、事業会社ならではのやりがいです。
スマイルズに入社してから、雑誌やウェブ、テレビだけではなく、お店そのものもメディアだと改めて感じています。これまでの「飲食店」の枠組みに縛られず、お客様といろんな接点を持てる場所としてとらえ直してみると、できることがたくさんあるんです。代理店にいた頃は、クライアントを通じてフィードバックを頂いたり、メディア露出の広告費換算等でPR活動の効果測定を行っていましたが、スマイルズでは、お客様のリアクションが目に見えますし、売り上げという指標もあったり、場合によっては数年後に成果が実を結ぶようなこともあります。目の前のお客様と同時に、未来のお客様を見据えて、どういう種まきをしようかと考えながら仕事をしています。


生まれて初めての「公園づくり」。
これまでのプロジェクトで特に印象に残っているのが、100本のスプーンでの「コドモたちとつくる公園プロジェクト」です。事業部長から、「店の前にある庭に子供たちがのびのびと過ごせる公園をつくりたい」という声が上がってきたのをきっかけにした議論の中で、「つくるプロセスそのものが価値になる」という発想に思い至りました。子供たちと一緒に公園をつくる。それも、プロの建築家とともに考え、つくってみるところまで。そこからは、建築家の方をお招きしたり、コドモ建築家を募集して、半年間かけてフィールドワークやディスカッションを行ったりと、われわれ大人も子供たちから大いに学びながらプロジェクトを進めていきました。100本のスプーンが大事にしている「子どもを子ども扱いしない」という姿勢を体現したプロジェクトでした。
今回、公園プロジェクトに参加してくれた子供たちが20年後、自分がつくった公園に自分の子供を連れて来て、親子で遊ぶ光景が見られたらとても嬉しいですね。


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これからも多様な価値観とともに。
私がスマイルズに入社して日々ワクワクしながら仕事ができているのは、いろんな価値観やスキル、経験をもったメンバーと一緒に仕事ができているということも大きな要素です。リリースのレイアウト一つとってもデザイナーと相談しながら形にしますし、ウェブデザイナーや空間デザイナーとともにプロジェクトを進めることもあり、自分ひとりでは思いつかなかったアイデアや企画がどんどんと広がり形になっていくプロセスはとってもエキサイティングです。 スマイルズは、一人ひとりが自分事としていろんなプロジェクトを企てているような会社を目指しています。より面白くて魅力的なプロジェクトを生み出していくためにも、多様な価値観の人たちと一緒に働いていきたいです。

プロジェクトリーダーって、誰がやってもいいと思うんです。年次も役職も職種も関係ありません。公園プロジェクトも、たまたま広報チームが提案したもので、私自身公園づくりの経験はもちろんありませんでしたが、いろんな方を巻き込みながら協力を得て形にしていきました。当然日々やるべきこともあるので、そこもしっかりやりながら、「やったことがないことをカタチにする」という経験値をみんなでどんどん積んで、多様性こそが価値を生み出すような仕事をしていきたいです。

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